※テイストはあくまで個人的な感想であり、これに限りません。お客様自身でお確かめ下さい!
表示量目は全てハンドピック後の生豆量目となります。
生豆の焙煎後は水分蒸発とハンドピックにより、10%〜30%目減り致します。
店長コメント
梅の実のような甘酸っぱさ、野生のピューマに森で出会ったような衝撃。と言っても酸っぱい!といった安っぽい浅煎りではございません。少し焙煎を工夫しグァテマラらしさを前に出して奥深い甘み感じ、嫌味のない酸味を楽しめる珈琲となっております。オススメ焙煎度はシティローストの深めです。
豆の説明
高級アラビカコーヒーの産地であるグアテマラでは、近年、サビ病対策として、病害に耐性があり、短期的に収量増が期待 できるハイブリッド品種への植え替えが大規模に進みました。この結果として、代表的な産地のSHBグレードのカップ品 質は変容し、昔ながらの柔らかい口当たりの原料の入手が難しくなっています。 一方で、これまで余り注目されることのなかった生産地区では、未だに伝統品種を地道に栽培している生産者がいます。 ボルカフェグループのサステイナビリティーの取り組みであるボルカフェ・ウェイでは、そのような生産地区の一つである グアテマラ中東部サンアグスティン・アカサグアストランの生産者とタイアップし、伝統品種を守りながら、持続可能な農 園経営を支援しています。19/20期に初めて紹介されるに至った彼らのコーヒーは、古き良きグアテマラ・コーヒーの特徴的 なキャラメルのような心地良いフレーバーと柔らかい酸味のバランスのとれた味わいに仕上がりました。 また、アラビカコーヒーの生産地域である中米の森林地帯は、ジャガーやピューマといった大型猫科動物の棲息地でもあり ます。この、近年絶滅の危機に瀕する動物達の棲む森は、年々面積が減少しています。サンアグスティンが位置するシエ ラ・デ・ラス・ミナス山地は、コーヒー栽培のために最適な環境であるだけではなく、野性ピューマの棲息に適した条件も 兼ね備えています。 この野生動物とコーヒー農園の共存を模索する取り組みの一つとして、ボルカフェ・ウェイのメンバーに、野生ピューマの 棲息地となる原生林の保護などを呼びかけるとともに、コーヒーの売り上げの一部(ポンドあたり10セント)を、同地の 野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グアテマラ(https://www.panthera.org/cat/puma)に寄付しています。 共に生き残りを賭けた、野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わいをお楽しみください。
地域 | グアテマラ中東部、エル・プログレソ州、シエラ・デ・ラス・ミナス山地、 サンアグスティン・アカサグアストラン |
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規格 | SHB |
生産者 | ボルカフェ・ウェイ登録生産者 |
品種 | ブルボン、カツーラ、ティピカ) |
標高 | 1350から1550メーター |
収穫期 | 1月から2月 |
乾燥方法 | 伝統的な発酵、水洗、品質保持のためのパティオでゆっくりとした天日乾燥 |
※商品出荷時、豆の焙煎度合いはこちらで最適な焙煎度で出荷させて頂きます。
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