※テイストはあくまで個人的な感想であり、これに限りません。お客様自身でお確かめ下さい!
表示量目は全てハンドピック後の生豆量目となります。
生豆の焙煎後は水分蒸発とハンドピックにより、10%〜30%目減り致します。
店長コメント
ブエノスアイレスの小農家さんより久しぶりの極上の逸品の入荷です。プロジェクトゼロにより欠点豆はほぼゼロ。十分なクリーンカップとりんごのような酸味と甘み。それは焙煎レンジごとに様々な表情を醸し出してくれます!
豆の説明
ホンジュラス中西部に位置するコマヤグア県は、同国で最初にコーヒー栽培が始められた場所と言われています。 県土の平均標高は約1200メーターで、肥沃な土地と高山気候は、コーヒー生産に最も適したものです。
このコマヤグア県のブエノスアイレス村は、野菜 生産を主に行っている小さい村でしたが、近年農家の生活向上を目指して、コーヒー生産に力を入れるようになりました。現在は50軒程度の小規模農家 が、ボルカフェ・グループのコーヒー生産支援の取り組みであるボルカフェ・ウェイのスタッフと世界的な農家支援組織であるテクノサーブの協力を得て、 生産性、品質向上、生産資源の有効活用の三本の柱の改善を目標に、日々生産技術の研鑽を重ねています。
また、従来ホンジュラスコーヒーの取り 扱いの際に頭痛の種となっていた欠点豆や夾雑物の多さ、不安定な水分値による品質の劣化などを防ぐため、プロジェクト・ゼロというスローガンで、収 穫から輸出精製に至るすべてのプロセスにおいて欠点の発生を防ぐ仕組みを作り、ホンジュラス・コーヒーの本来の持ち味を損ねないようにお届けすること に成功しました。
-ゼロにかける祈り-「プロジェクトゼロ」とは。
ホンジュラスは殺人率が世界で断トツ1位と聞いたことがある。2013年の統計では、世界平均では10万人あたり6人が、ホンジュラスでは90人。圧倒的 なその差。まるでリアル北斗の拳、ギャングがはびこる国の唯一の希望は、実はスペシャルティコーヒーとも聞く。都会でギャングとして生きる誘惑を断ち、 悪事に身を染めることを良しとせず、農村で真面目に良いコーヒーを作って、良い暮らしをしたい。スペシャルティコーヒーの生産に従事する人たちはまさ に命と尊厳をかけて、毎年美味しいコーヒー作りをされている。
縁があって来日された、そんな農園の方が、京都のとあるお店に売り場に並ぶ自ら育てた ホンジュラスの豆を見て、こんなに嬉しいことはないと目に涙を浮かべられこともある。
そんな情熱に少しでも報いたい、そんな気持ちで始められたのが、 ホンジュラスのスペシャルティコーヒーをよりクオリティを高め、その分をより高く購入させていただくサスティナブルな仕組み、名前は「プロジェクトゼロ」。スペシャルティコーヒーといえど少しは欠点豆は混入しているもの、この欠点豆を除く為のハンドピッキングの作業を、様々なプロセスで他の産地のスペ シャルティクラスの農園よりも頑張ってもらうことで、日本でかかるはずのハンドピックの時間と日本人の人件費分を乗せて、産地に還元することにしたプ ロジェクト。欠点豆の混入率ゼロを目指し、誇るべき仕事があればギャングになることもないと、いつか殺人率もゼロになって欲しい、そんな「プロジェク トゼロ」。もちろん全くゼロにするのはどちらも難しい。しかし限りなくゼロに近づこうとする祈り、ホンジュラスの村のみんなのスペシャルティコーヒーにか ける想いを是非、この飛び切りクリーンなカップから感じとっていただきたい。
※商品出荷時、豆の焙煎度合いはこちらで最適な焙煎度で出荷させて頂きます。
※ご指定がある場合は【お問い合わせ】よりお問い合わせ下さい。